2024/07/09 10:32

E様からお預かりした羽毛リフォームのご紹介です。

持ってこられた羽毛布団は13年以上前に購入された物のようです。お預かりしたときの印象は綺麗な状態に見えましたが、衿の部分がかなり変色し生地が少し破けている状態でした。無地のカバーを使いたいとのお話でしたので今回は無地タイプの羽毛リフォームをご紹介しました。


以下E様のお声
『13年前に購入した羽毛布団です。長く使っておりましたが、この前羽毛ふとんのカバーを取り外して生地を確認したところ変色だけでなく生地に穴があいているのを発見し、ああこれは流石に買い替えかなと思い来店しました。

新品を購入するか迷いましたが、店員さんの話を聞きリフォームをすることにしました。15年以上使っていた物で愛着があったのでリフォームできて良かったと思っています。

店内で素敵な無地のカバーがあり、それを掛けて使いたいと思ったので無地タイプのリフォームを選びました。』


[↑丸洗い後の羽毛]
羽毛ふとんは大事に使用していても、10年以上使用していると、どうしても生地が劣化してきます。ですが、生地は劣化しても中身の羽毛はリフォームすることで、まだまだ利用することができます。


E様からお預かりした羽毛ふとんは洗浄&乾燥させた後に、職人の手により解体


チリやほこりを除塵しパワーアップ機にかけることで、羽毛を本来のふっくら感へ復活。


羽毛を新しい側生地へ丁寧に充填


充填後は口縫いを行います。


検査機と目視により品質を確認し、問題がなければ羽毛リフォームは完成。まるで新品かのような状態へ蘇りました。


今回、ご注文いただいた羽毛リフォームのコースは"無地タイプ羽毛リフォーム"。高品質な綿100%側生地(60サテン)を使用。補充羽毛には良質なホワイトダックダウン85%を200g充填。色は薄いクリーム色の無地となっており、使用するカバーを選びません。

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